AV業界の避妊と病気対策

まず病気に関してですが、男優さんも女優さんも定期的に性病検査を受けていて、なんかしらの性病であることがわかった場合は、治療されるまで出演することができないのが現状です。
つまりAV撮影の現場において性病が伝染るという事は、アルバイト感覚で1~2度くらいの出演しか考えていない、なりたてのAV女優さんが検査結果をごまかしたりしない限りはありえません。
もし性病を伝染してしまったら仕事ができない上に、二度も三度もそんな事があったら制作会社やAV事務所からNG男優として干されてしまうので、男優さんは神経質な程に気を使っています。
一般の男性が出入りする風俗業界よりも、性病に関しては断然安全な業界です。

次に避妊に関してですが、根本的にコンドームによる対策以外には、AV女優さんが常日頃からピルを飲む以外にありません。
AV女優さんからすれば妊娠することは絶対に避けたい事ですので、コンドームを着用しない現場などに遭遇したら、その場で撮影拒否の上で二度とその制作会社の作品には出ないという自体になってしまいますので、本当の中出し作品でない限りは制作会社も男優さんもコンドームの着用は絶対にします。
たまにあるこっそり途中でコンドームを外した・破れて中出ししちゃった、確認せずに生でいきなり挿入などの作品の場合は、事前に台本が用意された上で打ち合わせを行い、女優さんも知っている状態で撮影を行っているので、そういったドッキリめいた撮影は実際にはありません。
作品の中には前戯などは実際に行いますが、いざ挿入の段階となった際に中出しはおろか挿入すらも擬似で行う作品もあります。

というわけで性病に感染する事は基本的になく、コンドームは着用されるので本当の中出し作品で避妊が必要な場合は常日頃からピルを服用する事になるというのが実態です。